小規模事業者持続化補助金・展示会等出展費・旅費【出張代でる!】

The following two tabs change content below.

岡本 健太

障がい福祉専門の行政書士。神奈川県庁で許認可審査・補助金審査をしていた経験を生かし、指定申請のみならず、補助金・経費削減といったお金周りのサポートもしている。「理念と経営を両立させた福祉事業所を1つでも多くサポートする事」がミッション。著書に、中小会社で活用できる「補助金」のことがわかる本(セルバ出版)がある。

こんにちは!

行政書士の岡本です。

今回は、

小規模事業者持続化補助金・展示会等出展費・旅費【出張代でる!】

こういったテーマでお話をしていきます。

今回の記事の内容は、

①展示会で補助される経費とは?②補助されない展示会経費

③旅費として認められるものは?

④補助されない旅費について

こういった構成になっています。

コロナウイルス騒動がありましたので、「展示会」の開催は、なかなか難しい所もあるかと思いますが、今後社会情勢が変化した際、補助金が活用できる場面もあるかと思います。

この記事を読んでもらえれば、将来の「展示会コストの削減」につなげられます。

小規模事業者持続化補助金・展示会等出展費・旅費【出張代でる!】

ざっくり結論をいってしまうと、

・展示会の出展費補助対象
ただし、補助事業期間内に展示会が開催される必要がある海外の展示会も補助対象・レセプション(飲食あり)は対象外公共交通機関を使った旅費は補助対象

宿泊代も補助対象
ただし、金額の制限あり
また、朝食代は補助されない

こういった事になります。

以下、それぞれ解説していきますね!

①展示会で補助される経費

まず、「①展示会で補助される経費」について解説していきます。

補助金として認められるのは、

・出展料・展示会への運搬費

・通訳料

・翻訳料

こういった経費になります。

ちなみに、出展料に関しては、海外の展示会でもOKです

出展料の注意点

出展料に関しての注意点は、ずばり、タイムスケジュール

つまり、

「補助事業期間」という「決められた期間内」に展示会が開催されなければならない

・「請求」「支払い」といった経費処理も「補助事業期間内」に行わなければならない

これらに注意が必要です。

なぜなら、補助金はあくまでも交付決定という「国からの了解」をもらったのち、補助事業期間という決められた期間の間で事業を行う必要があるからです。

ですので、「展示会の開催時期」と「補助金の申請時期」をしっかり調整してから、補助金を申し込む必要があるんです。

とはいえ、今の持続化補助金は、「通年公募」の形となり、年に複数回募集期間がありますので、あなたが申し込みたい展示会の開催時期をみはからいながら申請をすれば、補助金を利用しやすいと思います。

②補助されない展示会経費

次に、「②補助されない展示会経費」という話に移ります。

展示会経費として補助されないものは、

・飲食がある商談等の参加費

・展示会の際の、レンタカー代・ガソリン代・駐車場代

・選考会、審査会の参加費

・補助金の実績報告の翻訳料

こういったものがあります。

ここで注意が必要なのは、「飲食を伴う参加費」は補助されないということです。

展示会では、「レセプション」なんかがよく開催されますよね。

ただ残念ながら、レセプションに関しては補助されません

なぜなら、補助金は税金が原資なので、飲食への補助はふさわしくないからです。

また、展示会の際のレンタカー代なども補助されません

旅費についても同じなんですが、補助金の場合、どうしてもレンタカー代やガソリン代など「自社の車を使った経費」についてはカバーされておりません。

なぜなら、車の経費は公共交通機関と比べると、不正がおこりやすいからです。

それと、選考会・審査会の参加費も補助されません

あと、補助金が通った後に実績報告というものをしないといけないのですが、海外の展示会ですと翻訳して提出する必要があります。

この実績報告の翻訳料については補助されません。

③旅費として認められる経費

次に、「③旅費として認められる経費」について解説していきます。

旅費として認められるのは、

展示会の出展等のための、・公共交通機関を使った交通費(グリーン車不可)

・航空チケット代(エコノミークラスのみ)

・航空保険料

・出入国税

・宿泊代(朝食代や入浴料は不可)

こういったものになります。

ポイントは、目的の制限があること。

つまり、展示会をはじめ、事業の遂行に必要な情報収集、各種調査のための、「旅費」に限るという事です。

残念ながら、「単なる視察やセミナーなどのための旅費」はみとめられていません

なぜなら、持続化補助金はあくまでも販路開拓のための補助金なので、研修目的の旅費はふさわしくないからです。

また、「通常の営業活動」とみられる経費も補助対象外となっています。

そのため、「出張報告」を作成し、「販路開拓のために必要な情報収集」であったということを証明する必要があります。

あとは、国が定める旅費基準に従う必要があることについても注意が必要です。

国の基準については、公募要領に書かれているのですが、

例えば「横浜市に泊まるなら税抜きで10,900円まで」

こういった決まりがあります。

なぜなら、税金を使う以上、普通の公務員と同様、細かいルールが必要だからです。

ちなみに、宿泊の際の朝食代も補助されませんので注意してください。

あと、グリーン車ビジネスクラスといったアップグレード料金も補助されませんので、ご注意ください。

なお、新幹線の指定席は補助されます

④補助されない旅費

最後に、「④補助されない旅費」について解説していきます。

補助されない旅費としては、

・日当・ガソリン代、駐車場代、タクシー代

・グリーン車、ビジネスクラスの料金

・宿泊料の内の朝食代や入浴料

・パスポート取得費

・国の基準超えた宿泊費など

・視察、セミナーのための旅費

こういったものがあげられています。

公共交通機関の利用が基本であり、グリーン車などのアップグレードやレンタカーは認められない、ということになります。

また、宿泊代は認めれますが、ホテルでの朝食代は認められないという事に注意が必要です。

まとめ

はい本日の記事は以上になります。

今日は、

①展示会で補助される経費とは?②補助されない展示会経費

③旅費として認められるものは?

④補助されない旅費について

こういったお話をしてきました。

まとめると、

・展示会の出展費は補助対象
ただし、補助事業期間内に展示会が開催される必要がある

海外の展示会も補助対象

レセプション(飲食あり)は対象外

公共交通機関を使った旅費補助対象

宿泊代補助対象
ただし、金額の制限あり。
また、朝食代は補助されない。

こういった話でした。

なお、実際に補助金を申請される場合は、必ず最新の公募要領をご確認いただき、不明な点は補助金の事務局にお問い合わせいただきますようお願いいたします

最後までお読みいただき、ありがとうございました !